脱出ゲームに近い雰囲気の緊張感のあるサスペンス。 |
会社の入社試験で選ばれた者だけが集められた。問題用紙に問題が書かれてないまま、室内に取り残され、80分の制限時間内に問題に回答しないといけないという状況の中、質問は何だろうという疑問しかなく、それを見つけることが全員の作業となった。
ルール違反を促して、相手をおとしめて競争人口を減らそうとする者もいて、室内はさまざまな思惑が交差する。
死者は一人も出ず、正しい行いをした者が残ることができたので、一応ハッピーエンドといえるだろうか。
怪獣映画のピラニア版、B級映画。 |
ベネズエラのオリノコ川から、科学実験によって改造されたピラニアが繁殖、巨大化・狂暴化を続けて海に出て、戦艦すら食い破って撃沈させる、というありえない凶悪さをもって人々を襲う物語。
コワモテ系のタフガイ調査員が、国防省と連携して爆破をすすめるも、全滅とは程遠い有様。科学者のヒントによって、一匹にケガを負わせて出血させ、興奮狂暴化させて共食いをさせる、という方法により、最後にうまく全滅させられたというストーリー。一匹がケガ出血すると、どうして全滅レベルの共食いが起きてしまうのかもなんだか不思議であったが。
日本でいういわゆる午後のロードショーものに登場しがちな映画であったと思う。
たしかこれは、公開年にレンタルかTVなどで見た記憶があるが、改めてレンタルしてみた。
仮想世界の中でのつかの間の恋に落ちるも、やがて命を絶たれる恋人たちや、プログラムに恋心を抱くも破壊せざるをえないプログラムテストなど、現実と虚構の中を行き来しながらもせつない感じがするエピソード。他には、どうして人間が機械に管理されるようになったのかを時系列でわかっていく物語、自分の限界を突破しようとした男の末路、虚構世界に誘われた純粋なマシーンが、やはり人間に裏切られて避けられてしまう話など、一つ一つ違うアニメーターによって作られて色とりどりなストーリーが展開している。オタクな話だが、日本作品の「バンパイアハンターD」や、「ジョジョの奇妙な冒険」などのアニメに見られる作風があるので、それを手掛けた人たちがかかわっているのかもしれない。
事実だと思っていたものが虚構だったり、不思議なことがおきる場所がある日から封鎖されてしまって入れなくなったり、自分の感覚が否定される、不条理な話ばかりである。
結局まとめると、唯一確かなものは、虚構の中であったにしろ、自分の感じる心や感覚というものが、自分にとっての一番の真実なのではないか、ということだろうか。
子供を義理の父母に預けた、妻を亡くしたばかりの父。そこにゾンビ騒動がおそいかかり、全力疾走ゾンビの手にかかり、どんどんゾンビに変身していく人々。ゾンビと闘いながら、息子を迎えに行く主人公の道中が主に描かれている。10歳以下の子供にはゾンビ化しない免疫力があるとわかり、事態はあっけなく解決してしまった。
最期はあっけなくて物足りないが、数あるゾンビ映画の中の一つとして鑑賞するということで良いと思う。
ゾンビ映画の数々を見て、家が侵入されないための家の造りを考えてみた。
二階建て以上(平屋だとしても)で、一階部分の窓が破りにくい、もしくは感染者が通れない大きさの窓が望ましい感じである。外扉も堅牢な造りでなかなか破られないものが良く、さらに、1Fと2Fの階段にも鍵付きのドアなどがあるとさらにいい感じがする。
ウシジマくん本人と、その関係者たちがまだ高校生だったころの姿や、ことの成り行きも描かれている。
この回では、貧困ビジネスで、貧困者を強制労働させて金を搾取する不良三兄弟と、それにかかわるウシジマの元同級生で友人を、瑛多さんの弟の永山絢斗(けんと)さんが演じている。
ヤングウシジマ(高校生)役の少年も、それはそれは堂々としてドスのきいた、押しも押されぬ貫禄のウシジマ役を演じていた。