2018年11月29日木曜日

ボヘミアン・ラプソディ

 伝説のイギリスロックバンド「Queen」のリードボーカル、フレディ・マーキュリーの自伝的な映画。以前通っていたゴスペルコーラスで「Somebody to love」が課題曲となったことがあり、ご縁があったので観に行ってみた。


 今も色あせない、メガヒット曲の数々。私生活も含め、何をとっても規格外で、短い人生を駆け抜けていった彼のエピソードについて、おおまかにわかったかもしれない。
 (伝記的な映画は、他にもいろいろあるが、マーガレット・サッチャーや、ダイアナ妃などの映画もみたことがある。)

2018年11月24日土曜日

ヴェノム

宇宙寄生生物にとりつかれた主人公が、ヒーローとなる。

 マーベルコミックからまた一つ、こちらの映画が製作されたようである。ヴェノムは、スパイダーマンの宿敵という位置におかれているらしいが、今回は、ヴェノムにとりつかれた主人公が、地球を救うべく立ち上がる話。

 強大な魔物や怪物に取りつかれる話は、古くは永井豪の「デビルマン」、「寄生獣」、「強殖装甲?ガイバー」などやはりコミックから生まれてアニメや映画になったりと、有名になっている。本人が怪物に心も食われてしまったら、ただのモンスターとなるため、それと戦う人間のほうに主眼が行ってしまうが、人の心をもったまま悪と戦うヒーローとなる以上、こちらが主人公となる。
 きもカッコイイ、というのが見た目の感想だろうか。

2018年11月9日金曜日

マイケル・ムーアの「華氏119」

 こういう映画は、メジャー映画と違い、開封から日数が経つと上映時間帯が複数から一つに減ってしまうことがよくあり、生活上の都合と合いにくくなるので、早々に見に行くことにした。ゴア元副大統領の地球温暖化映画と同じく社会派映画であるが、ストーリーに浮き沈みがなく、また、字幕の理解がすべての情報源なので、集中力が結構必要となる。
 レディスデイの鑑賞で観に行ったのだが、観客席にはやや年配(60~70代?)の男性が多く、あれっ、と思った。


トランプ大統領をヒトラーになぞらえ、危険視している。ムーアさんは、トランプや政府関係者につぶされないのだろうか。と、考えてしまうのも危険思想なのだろうか?

 トランプの同胞であるらしい、ミシガン州(だったか)知事の悪事も暴いていた。水の独占、投資への資金集めのために、地域の水源を汚染し、住民たちを病気にさせ、それでも異常はない、とシラを切り続ける悪徳ぶり。これが本当だったら、この知事は、批判の矢面に立たされて地獄に落ちるべきだろう。民族浄化のキーワードも入っていて、選民思想の危険についても描かれていた。