2022年6月16日木曜日

シン・ウルトラマン を観てきました

 

多元宇宙(パラレルワールド)世界についてもふれている内容で、たまに見ているユーチューバーの人がおすすめしていたので、なんとなく見にいった。

斎藤工さん演じるウルトラマンが、いかに地球と地球の人たちを思っているか、というのがメインテーマのようである。ウルトラマン変身システムや地球爆破計画、こちらは多元宇宙を通じて行われているようであり、物語の複雑性が増していた。

地球人が全員、ウルトラマンとして生物兵器に転用できる、とわかったため、多くの外星人(がいせいじん)たちに目を付けられることになった。

そんな地球を守りたいという主人公だったが、ウルトラマン変身機能を分離させられた後、果たしてどうやって地球を守っていくのか??エンディングの後に、そんな疑問が残ってしまった。

2022年6月14日火曜日

ノウィング

 


はじめは奇特な少女の奇怪な行動、その産物としかとらえられなかった手書き数字が、50年後にひょんなことから大学教授を務める主人公の手元に渡り、解読の結果、地球滅亡を予言したものだということがわかるという話。

異星人が主人公の息子たちを人類の生き残りとして選び、彼らだけを連れて地球を飛び立っていった。残された主人公は、疎遠にしていた家族と和解し、抱き合い、最期の時を迎えるというエンディング。ものすごいスピードで火が通り抜け、火の海があっという間に燃え広がった。

他の星から発生したフレアによって、地球がオーブンの中に入れられたように丸焼けになる、という話もきいたことがあるが、こんな目には決して遭いたくない。が、死ぬときはわからないくらいのほんの一瞬が良いし、万が一にはこういった最期を迎えるのかなあという空想をさせられる作品であった。

(追記)

この映画を見てから思い出したのだが、かなり有名な話を書いておく。オチはどこにもない。

松原照子さんの予言や、木村秋則さんの話:松原さんは、「2032年、異常気象は本番を迎える」地震や水害により人類がこれまでのように生活できなくなると語っています。木村さんは、「宇宙人から教わった地球カレンダーによると、もう残された時間はわずか」どうやら2031年の終わりごろと語っています。

韓国の少女サランちゃんの話:サランちゃんは、ある日、睡眠と覚醒の境目の状態にある際、とんでもないスピリチュアル体験をした。なんと彼女は世界の終わりの光景を幻視してしまったのだ。しかも、それは天から火と硫黄が降り注ぎ、地上と人々が焼き尽くされるという凄まじい光景だったのである。彼女の幻視の中にはラプチャー(Rapture 空中携挙)の光景も含まれていた。ラプチャーとは、世の終わり、選ばれた信心深い人たちが、突如として生身のまま天に引き上げられ、救済されることをいう。



2022年6月4日土曜日

as we see it (思うままの世界)

 

アマゾンプライムオリジナルドラマ。プライム会員無料のものだが、大変面白く興味深くみることができた。

3人の自閉症者を助ける、ライフコーチ的な存在の女性(写真右端)。自身も医学部入学を希望しながらもなかなかかなわない中、ヘルパーをしながら三人の個性のすばらしさ、それを受け入れていく自分の充実感を感じ始めていった。

ヘルパーの女性の仕事場は、「君は頭が悪い。体が臭い。」など、心の共感性がなく、かなり攻撃的な言葉も遠慮なく発してしまい、なかなか定職につけない男性、「音が怖い、人が怖い」などで家から出れずに口も聞かなくなって引き込もりになっていた男性、人の意見が聞けずに危険なことにとびこんだりだまされやすく、カッとなりやすく、また話すことも一方的で衝動的な女性、など、個性的なメンバーが集うアパート。

ヘルパーの女性を頼って24時間365日の完全介助を望む親や、施設への入所を検討し始めた兄弟など、愛情はあるものの手に負えずに入所や他者の手を希望する人たちもいる。

物語内の設定なので何とも言えないが、ある発達障碍者の男性は、親がアパートの家賃を支払い、週三日の洗濯介助者(掃除なども?)やライフコーチが自宅に訪れながらも、自身も書店でアルバイトをする、という本人の自立性を大切にした生活をさせてもらっている。

欧米では、ある程度重度の発達障碍者にもこういったライフスタイルの取り方が、一般的に浸透しているのだろうか。

どれが正解かわからないが、本人が少しでも望む場合は、できないかもしれないが、可能な範囲での援助と、本人の自立を助けられたら良いと思う。