はじめは奇特な少女の奇怪な行動、その産物としかとらえられなかった手書き数字が、50年後にひょんなことから大学教授を務める主人公の手元に渡り、解読の結果、地球滅亡を予言したものだということがわかるという話。
異星人が主人公の息子たちを人類の生き残りとして選び、彼らだけを連れて地球を飛び立っていった。残された主人公は、疎遠にしていた家族と和解し、抱き合い、最期の時を迎えるというエンディング。ものすごいスピードで火が通り抜け、火の海があっという間に燃え広がった。
他の星から発生したフレアによって、地球がオーブンの中に入れられたように丸焼けになる、という話もきいたことがあるが、こんな目には決して遭いたくない。が、死ぬときはわからないくらいのほんの一瞬が良いし、万が一にはこういった最期を迎えるのかなあという空想をさせられる作品であった。
(追記)
この映画を見てから思い出したのだが、かなり有名な話を書いておく。オチはどこにもない。
松原照子さんの予言や、木村秋則さんの話:松原さんは、「2032年、異常気象は本番を迎える」地震や水害により人類がこれまでのように生活できなくなると語っています。木村さんは、「宇宙人から教わった地球カレンダーによると、もう残された時間はわずか」どうやら2031年の終わりごろと語っています。
韓国の少女サランちゃんの話:サランちゃんは、ある日、睡眠と覚醒の境目の状態にある際、とんでもないスピリチュアル体験をした。なんと彼女は世界の終わりの光景を幻視してしまったのだ。しかも、それは天から火と硫黄が降り注ぎ、地上と人々が焼き尽くされるという凄まじい光景だったのである。彼女の幻視の中にはラプチャー(Rapture 空中携挙)の光景も含まれていた。ラプチャーとは、世の終わり、選ばれた信心深い人たちが、突如として生身のまま天に引き上げられ、救済されることをいう。