2019年6月30日日曜日

X-MEN: ダーク・フェニックス


今回も、ジーン・グレイが途方もないパワーを身に付けて暴走するが、仲間との信頼関係を取り戻しながらも、ラストで命と落とす話。
 この話はずいぶん前だったが、
「X-MEN: ファイナル ディシジョン」(2006年)
こちらの映画では、ジーン・グレイが暴走した後に、愛するウルヴァリンの手にかかって倒される、というストーリーであった。


Xメンを初めて見たのはアニメで、十数年前とかなり前。CS放送で時折見ていたキッズステーションのアニメで、X-MEN: ANIMATED SERIES というものだっただろうか。その時は、エグゼビアの運営する学園が、敵に破壊されたところあたりで物語がおわってしまったか、視聴を中断してしまったのか、よく覚えていない。


実写映画にもよく登場するキャラクターたちである。(時計回りでストーム、?名前不明、サイクロプス、ビースト、ウルヴァリン、エグゼビア教授)
このくらい全員集合させると、誰?というキャラクターもいるが、知っている多くのキャラがいる。


メン・イン・ブラック インターナショナル


話の内容のインパクトより、演出の面白さだろうか。
 主演の「クリス・ヘムワーズかっこいい映画」、と一言で言えそうだが、他にはリーアム・ニーソンが組織のお偉いさんで良い感じに登場し、この映画で長くレギュラー出演できるものなのかと思いきや、宇宙人に体をのっとられていたため最後は退治されてしまうという残念さ、女武器商人の複数の手を生かしたアクションシーンが意外に恰好良い、などの場面場面での演出が良かった。

2019年6月6日木曜日

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

怪獣物が好きだというわけではない。大きいことはいいことだ、ではないが、ものすごく巨大な物体や生物に圧倒される感覚を味わいたい、それだけでこの映画を見た。

途中展開のいきさつがわからなくなり、えっ、いつからそんな作戦になったの?それ、どういうことだっけ、という流れがいきなり出てきて、???というわからなさもあったりしたが、怪獣映画なのでまあ気にしないで見ることにした。

 いまやハリウッド俳優となった渡辺謙が英語を不自由なくこなし、ゴジラに核エネルギーを与えるために自ら犠牲になる、という志高い博士の役を演じていた。

 エンディングのあとでのショートムービーが付いてくるのが最近の主流だが、最後のしめくくりで、キングギドラの首?の残骸を売る男がいて、それを組織の頭が買い取るというシーンがあった。せっかく倒したギドラが、バイオテクノロジーによって再生されてしまうことが、ほぼ決定したようなものだと言える。そして次回作へ続くのだろう。

2019年6月5日水曜日

貞子(2019年)

前評判はいまいちだったが、すでに週一の映画鑑賞日と化した水曜日の予定を入れるために、他に見るものがなかった、という理由で観に行った。

酷評をするほどでもなく、普通の映画だったというか。主演の池田エライザさんが、かわいいなあという印象があった。
 弟がせっかく自ら犠牲になって姉をかばってくれたという感動的なシーンがあったにもかかわらず、その後、エライザ演じる主人公はノイローゼとなってしまい、病室に一人こもって完全に別人のようになり、ガタガタとおびえ切るところが、なんやら残念さを感じた。
 そしてとうとう貞子のお迎えがやってきて、ジ・エンドとなってしまうのだが、間仕切りのカーテン越しにスーッと飛んでくる影の描写も、一つの工夫された演出なのだろうか。

2019年6月1日土曜日

ゾンビ・クエスト(2012年オランダ)


写真から見てもわかるが、おバカ感丸出しの、ゾンビコメディである。制作がオランダなので、言語もオランダ語である。
 仕事中堂々と、上司の目線をガン無視してディナーに誘ってくるお色気美女、誘いに乗る主人公(これが全くイケメンではなく、低身長のさえない中年男)、さらに遊び人の兄が豪遊先から電話をしてきて、それを怒っていきなり主人公をクビにする上司。話の流れも唐突でいい加減。そのまま軽いノリで話が進展していく。
 つまらない部分に時間をかけた描写も入っているので、時折倍速にして鑑賞したが、話題として一度鑑賞すれば、十分だと思える。
 最後のオチは、やっとたどり着いた避難キャンプがバンパイアに侵略されてしまっており、主人公の「かんべんしてくれ!」的な、軽いノリでエンディングを迎えている。ちょっとノリ的にあほらしすぎるのが残念。