2023年6月19日月曜日

スーパーマリオブラザーズムービー を観てきました

 

ゲーム「マリオカート」でおなじみの、レインボーロードも出てきた。見ていて昔プレイしたゲームが懐かしくなった。

娘の希望により、観覧しに行った。マリオゲームの世界観が良く表されていて、大人も楽しめる子供向け映画、という感じではあったと思うが、ストーリー展開もそれなりに作られていて、夢を膨らませる感じでうまく演出されていたと思う。

ロイヤリティ収入というのか、この映画でゲーム会社の任天堂がさらに大儲けするからくりがあるのかはよくわからないが、往年のゲームがなつかしくなって、再度そのゲームをやりたい、という人が必ずいるのではないかと思う。

現実世界で配管工として働くマリオ・ルイージ兄弟。ひょんなことでゲームの世界にワープして、ピーチ姫たちと出会い、世界征服を狙うクッパ、ドンキーコングたちと対峙していく。ディズニーワールドならぬ、ニンテンドーランドな感じの映画であった。


2023年6月17日土曜日

M3GAN ミーガン

 

学習型AIのミーガンは、少女とペアを組みながらどんどん経験を積んで賢くなっていくのだが・・。


女優の中谷美紀似の美少女であるが、その目からは何か、支配的なものも感じる。

そもそも人形には魂が宿るという話があり、古くは日本のお菊人形(髪の毛が伸びるという実話がある)、他にも収集すればいろんな話があると思われるが、人形を題材にした恐怖映画も多くある。

見た記憶では、古くは「デビルズ・ゾーン(1979年)」、さらに有名な映画だと「チャイルド・プレイ」ウィル・スミスの「アイ・ロボット」などがあり、人形やロボットが人間におそいかかってくる話である。

デビルズ・ゾーン。不気味な声で大笑いしてくるマネキンは、なかなか怖かった。


戻って、人工知能の話であるが、時間とともにどんどん賢くなり、油断もスキもなく、さらに少女やミーガンに対して敵対する事物への殺人や攻撃もいとわない、というAIプログラミングの大失敗も露見してしまう。

見かけはかわいらしいが、悪魔のような内面を感じさせ、さらに殺人を行う場合はロボットなだけあって大変な怪力を発揮し、そもそも人間が太刀打ちできない状況となるため、恐ろしい存在となる。

ミーガンを破壊することで、事件は一件落着となるが、このあと開発者の女性は、どのような責任を追及されるか、というのが話の後に想像されることである。

AIは、作り方によっては、恐るべき強敵となってしまうであろう、という恐れが映画に表現されていると思う。


追記:映画の中で、名前の由来に触れていたが、よくわからなかったので後からネットで調べてみた。

M3GANの意味は、「Model 3 Generative ANdroid」の略称である。

とのことであった。

generativeの和訳は原動力、だろうか。そういえば(設定上では)どこから原動力を得て、このロボットは動いていたのだろうか。蓄電池、もしくはソーラーパネルのようなものなのだろうか。


2023年6月6日火曜日

65 シックスティ・ファイブ を観てきました

 

タイムスリップをした宇宙船に乗った主人公が、恐竜の世界に迷い込む話。主演のアダム・ドライバーさんは、ややキアヌ・リーヴスを面長にした感じの容貌である。

 航行中の宇宙船の中から話が始まる。家族との記憶の夢を見る主人公の乗った船が、大きな隕石群と遭遇してコールドスリープ装置も破壊され、主人公と一人の少女を除いて他の乗組員はみな死んでしまう。

 不時着した星は、6500万年前の地球であり、そこは恐竜たちが跋扈する世界だった。ハイテク探査装置の力を借りて、脱出用の船が山の山頂にあるということがわかり、そこを二人で目指していくが、その道中にはおそろしい肉食恐竜たちが待っていた。

 ジュラシックパークや地底探検映画の亜流という感じの映画であり、恐竜に追われる恐怖感が主に描かれている。
 何度も激しく恐竜に襲われ、ふっとんだり落としたりしている探査装置がまともに機動し続けるというのもかなり幸運な感じもしたし、宇宙船が隕石群に襲われた時点で、大破しなかったのも幸運であるが、そこは映画のご都合主義といったところだろう。