2023年6月6日火曜日

65 シックスティ・ファイブ を観てきました

 

タイムスリップをした宇宙船に乗った主人公が、恐竜の世界に迷い込む話。主演のアダム・ドライバーさんは、ややキアヌ・リーヴスを面長にした感じの容貌である。

 航行中の宇宙船の中から話が始まる。家族との記憶の夢を見る主人公の乗った船が、大きな隕石群と遭遇してコールドスリープ装置も破壊され、主人公と一人の少女を除いて他の乗組員はみな死んでしまう。

 不時着した星は、6500万年前の地球であり、そこは恐竜たちが跋扈する世界だった。ハイテク探査装置の力を借りて、脱出用の船が山の山頂にあるということがわかり、そこを二人で目指していくが、その道中にはおそろしい肉食恐竜たちが待っていた。

 ジュラシックパークや地底探検映画の亜流という感じの映画であり、恐竜に追われる恐怖感が主に描かれている。
 何度も激しく恐竜に襲われ、ふっとんだり落としたりしている探査装置がまともに機動し続けるというのもかなり幸運な感じもしたし、宇宙船が隕石群に襲われた時点で、大破しなかったのも幸運であるが、そこは映画のご都合主義といったところだろう。