こちらの人物の顔も写実的で、表情もわかりやすい。 |
今どき流行りの「アンダーソックス」を着用しているのも今風である。 |
雑誌のページが高速でめくれ、シスターの姿をかたどったあと、本物が現れる。ところどころに怖いシーンがちりばめられている。 |
ホラーファンなら知っていると思われる、「死霊館シリーズ」最新作である。日本の霊や呪いといった類とは別で、「悪魔」というわかりやすい存在が復活しておそってくる。
教会の関係者がなぜか、「悪魔が復活してくる」とはっきりわかっていて断言するというところがえ、なんでわかるの?という不思議さもあるが、相手が悪魔だとわかればわかりやすい。が、ところどころのシーンが恐ろしく、びっくりしながら見ていった。
牧師の体が浮遊して炎上したり、暗闇の多い部屋や階段で、いきなりオバケが現れて襲い掛かってくるなどの、びっくりシーンが多い。が、もともとは霊というよりも悪魔であり、立ち向かうべき対象がはっきりしているところが日本的ではない感じがする。信仰の力をもって、神への気持ちを信じて最後は悪魔に打ち勝つ、というのがなんだかすごくわかりやすい。
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雰囲気的に似ており個人的に好きだと思った作品で、「インシディアス」(好きなのは、第一作目)というのがあるが、悪魔的な恐ろしい形相の女性が出てくるというところに共通点があるだろうか、今までなんとなく混同しそうになっていたが、シリーズとしては別物らしい。
先日、恵比寿ガーデンプレイスの三越跡地にできた施設を見に、そちらに行ったときに、隣にあるユナイテッドシネマで上映しているものをちらっと見たところ、ダリの自伝的映画が上映されていたので、興味をもったものだった。