2023年9月7日木曜日

ホーンテッドマンション を観てきました

 

ディズニーランドの人気アトラクション、ホーンテッドマンションにちなんだ映画で、そこそこ現場の雰囲気に寄せてある部分が楽しめる。

2003年にも、エディ・マーフィ主演での同名映画が公開されたが、そちらは観ていないので、機会があったら見たいと思う。

奥さんを失った悲しみを持ち続ける物理学者、後から関わった人物たちが、幽霊屋敷に住む親子のもとを訪れ、因縁に巻き込まれていく。

屋敷に出没するゴーストたちは実は被害者たちで、彼らの命を奪い、屋敷に縛り付ける悪の親玉が背後に隠れていた。屋敷から出られなくなった人たちが、力を合わせて親玉ゴーストと戦う、というストーリーであった。

とにかく怪奇現象も、怖いというよりは魔法じみているし、ゴーストたちも自己主張がはっきりしていてよくしゃべる。みな愛嬌たっぷりで、オバケの不気味さはあれども、ユーモアに満ちた世界が広がる。

日本のホラー映画のように、ぞっとする場面の演出に秀でていて笑いの余地なし、というガチのホラーとは別ジャンルだという気がする。

もう一つの感想としては、単一民族の日本人からするとああそうか、という感想しかないのだが、昔のハリウッド映画の風潮とは違い、この映画は黒人がメインキャストとして完全に過半数を占めており、最近の風潮を感じさせられる映画だと思った点である。