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元子役の鈴木福くん、本田望結ちゃんの姉のまりんちゃん、なども出演。前作から出演の、千葉真一の息子さんの眞栄田郷敦(まえだごうどん)さんは、ハーフっぽいイケメンである。(窪塚洋介さんの息子さんかと思ったら違った) |
https://www.google.com/search?q=%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%80%E6%8E%A2%E3%81%97+THE+LAST+NIGHT&rlz=1C1FHFK_enJP1154JP1154&sourceid=chrome&ie=UTF-8昼間の楽しい高校生活と、夜の不気味で恐怖に襲われる毎日のコントラストが、ストーリーにメリハリを与えている感じもあるが、多くの美男美女をとりそろえ、高校生活を楽しむぞー、といった青春映画的な雰囲気もある。
こちらの作品で、新たなロジックが展開した。カラダ探しを終わらせても、人が書き換わるだけで、次のフェーズに入るだけだということだった。主人公(橋本環奈)が前作の最後から、赤い石の部屋に飛ばされ、石の女と会話したところ、赤い石を破壊することでそのループが解けるということだった。
赤い石を破壊したところ、石の女(木村佳乃)だった女は、新たな設定に書き換えられて、赤い人であった少女を殺した殺人犯になってしまっていた。ということで、今回のカラダ探しが終了したあとは、石の女にされそうだった主人公が、殺人鬼にされてしまうオチなのだろうか。
いろいろな設定に関する細かい説明がないので、そういうものだと思っておく。
気持ちの悪いシーンが多かったが、まあよかったと思えるのが、ゴードンさんが赤い人を火だるまにしたり、ゴミ収集車のミキサーに投げ込んだりしたところが(これも十分残虐なのだが)あまりに残虐で悪の塊だったそれを葬り去るという点で、完結させる意味を感じさせる、すっきりした感じがあった。
他の人のレビューを見たところ、青春映画に傾いているとか、赤い石が安っぽい、監督は何を目指したかったのだろうか、などの辛口レビューが多く見えたが、確かにそういう印象はある。ホラー一色、暗鬱とした空気が終始ただよう正統派ホラーとは異なり、カジュアルにホラーしましょう、的な雰囲気もある。
ただ、ホラー映画ファンとして、お化け屋敷のようなものに入り、つかの間の楽しみを得たいという安直なスリルを楽しむなら、わーっ、とかきゃーっ、という心のリアクションをしながら楽しんで見れるのではないかと思う。ただし、ホラーだから見たのであり、美男美女をそろえただけの、ただの青春映画だった場合は100%見ていない。