2019年6月1日土曜日

ゾンビ・クエスト(2012年オランダ)


写真から見てもわかるが、おバカ感丸出しの、ゾンビコメディである。制作がオランダなので、言語もオランダ語である。
 仕事中堂々と、上司の目線をガン無視してディナーに誘ってくるお色気美女、誘いに乗る主人公(これが全くイケメンではなく、低身長のさえない中年男)、さらに遊び人の兄が豪遊先から電話をしてきて、それを怒っていきなり主人公をクビにする上司。話の流れも唐突でいい加減。そのまま軽いノリで話が進展していく。
 つまらない部分に時間をかけた描写も入っているので、時折倍速にして鑑賞したが、話題として一度鑑賞すれば、十分だと思える。
 最後のオチは、やっとたどり着いた避難キャンプがバンパイアに侵略されてしまっており、主人公の「かんべんしてくれ!」的な、軽いノリでエンディングを迎えている。ちょっとノリ的にあほらしすぎるのが残念。

2019年5月22日水曜日

アベンジャーズ エンドゲーム



アベンジャーズシリーズ、最終章となるのだろうか?サノスを倒したものの、永久死亡となってしまった、アイアンマンことトニー・スタークとナターシャ。この二人が欠け、キャプテンアメリカも、タイムトラベル後に経年帰還(人生やり直しを希望)したため、ラストはすっかり老人となってしまった。

アベンジャーズは、個人的にはアイアンマンやマイティソー、ブラックパンサーの俳優も良いが、前作のインフィニティウォーで活躍していた、ブラックパンサーの腹心の部下、女戦士オコエ、強力なテレキネシスをもつスカーレットを演じる女優さんたちも魅力的に感じ、なかなかのドリームチームであるような印象である。が、続編はというと、アイアンマン亡き後は、見られるかどうかがわからない。

2019年5月17日金曜日

ラ・ヨローナ 泣く女

 日本の「番長皿屋敷」的な怪談の、メキシコ版というのだろうか。
夫の浮気に嫉妬した母親が、我が子を殺害したあとに自害し、怨霊となってさまよい続ける話。
 しかし母親がただの嫉妬のせいで我が子を殺害なんかするのだろうか?もとから精神疾患などを患うなどしていない限り、ありえなさそうな気がする。そう思い、少し調べたところ、実際の事件だと父親が嫉妬に狂って子どもを殺害したケースがあったようだ。母親ではなく、父親ならではできる仕業ではないだろうか。

 それはさておき、エピソードとしてはかなり単純なストーリーではあるが、それを発端として怨霊化した女、その怨霊の恐ろしい追跡が始まり、追い詰められていくハラハラ感はあったと思う。海外映画ではありがちだが、発端のストーリーは多くが単純な、そんなことでそんな事件になってしまうのか?という事件が多い。そのあとは、これでもかこれでもかという感じでモンスターが襲ってくる。




2019年5月8日水曜日

シャザム!


 魔法を引き継いだ子供、変身するとこのような大人になるが、精神年齢と頭脳はそのままのようであった。子供形態でいるときのほうが、大人形態でいるときよりも落ち着いていて大人げがあり、変身すると妙にはしゃぎがちになる、という過剰演出気味なところもあったが、娯楽作品としては面白かった。

 悪役の引き連れる、「七つの大罪」をかたどった怪物たちが恐ろしく、演出に彩を出していた。

2019年4月21日日曜日

バイス


ブッシュジュニアを大統領にしたのは、このバイスプレジデントだった。そして9・11の影の立役者も・・。

クリスチャン・ベールが逆ダイエットをして役作りした、話題の作品である。

2019年3月30日土曜日

キャプテン・マーベル



マーベルコミックの人気シリーズ・アベンジャーズ最終章の上映前にあたり、シリーズに詳しくない人にもおすすめ、的なキャッチコピーが書かれていた。

アベンジャーズファミリーの一員的ヒーローなので、これはこれで楽しんでいいと思われるが、マーベルコミックの「マーベル」との個人的つながりは、あまりないようだったのが少々期待外れだったというのか。

アベンジャーズシリーズが大ヒットシリーズとなった昨今、こちらの映画も大盛況のようで、特別シートの予約入力が通常よりかなり早く締め切られてしまうなどしていた。シリーズ最終話を前に、こちらの映画を売り出して一儲けをだすには、ちょうど良いタイミングだったかと思う。




2019年3月20日水曜日

アクアマン


 海洋系スペクタクルで、様々な海の怪物、海の世界のファンタジーを鑑賞できる、という楽しみが評価できる作品である。
 主人公のアクアマンは本作で初めてみる俳優だが、ワイルド系マッチョで、マイティ・ソーのクリス・ヘムズワースを思い出させる容貌。他にはニコールキッドマン(海の女王)や、腹心の部下パルコを演じる俳優、因縁の対決をする弟のオーム王を演じるパトリック・ウィルソンなどの見知ったキャストが多く出演している。


丁寧にセッティングされた髪型は、きりっとした雰囲気を出していて端正な顔立ちによく似あい、王様っぽさを感じさせて良い。

 オーム王のやや冷たい感じのする端正な顔立ちを見ているうちに、このパトリックさんだと気づいたのだが、この俳優を初めて観た2008年製作の「パッセンジャーズ」では、まだ熱い志を持った青年、というイメージがあったのだが、インシディアスシリーズや、死霊館シリーズなど、数多くのホラー映画出演が重なるうちに、なんとなく目つきが変わってきたのかな、という気がしないでもない。

 画像検索で多く見ているとわかるが、冷たい怖さがあるというのか、自分の考えている恐ろしいことに対して微笑んでいるような目である。
 出演前後の、役柄に入っているときの写真なのだろうか?それとも、本当に何かに取りつかれてしまったとでもいうのだろうか。

やや前の写真


何かが乗り移った?気がする