2018年4月11日水曜日

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年)



DVDジャケットは、上が国内版用で、下のものが海外版用だろうか。

1978年のジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画の金字塔 「ゾンビ」(Dawn of the Dead)のリメイクともいえるのだろうか。
 避難者たちが合流して籠城したのはショッピングモールだった。その中でも感染死者を出しながらも脱出したが、避難者の中にいた船主のカギを受け取って船で海に出るも、逃亡先の小島でもすでに、ゾンビたちが徘徊していた、というラストだった。

2018年4月8日日曜日

ゴーストバスターズ (2016)


 三十数年前の往年の大ヒット映画のリメイク版であるが、どんなのかと思いきや、あまり面白くなかったという感想になってしまった。

 時代がすすんだので、画像処理、CG、ゴーストのリアル感などは質が上がってはいるし、キャストもクリス・ヘムズワースさん(この人はマーベルコミックシリーズ映画の、マイティ・ソーの兄神役などでも有名)をはじめ個性的な俳優陣、前作の登場人物のカメオ出演もあったが、取り立てる点は、そこだけといえばそこだけに終わってしまいそうである。

 女性陣たちの、イキのいいやりとりはわかったのだが、それにしても好き嫌いはあるノリだろうし、なんとなく進行にもたつき感があり、ストーリーに引き込まれる感じがなかった。
 そして、マイティシリーズでは兄神を演じるクリスさんが、なんとアホの役で、というちょっとしたずっこけ感もあったが、そのギャップを乗り越え、面白演出でまた人気をさらってくれるかと最後まで期待したが、そのままの平坦な雰囲気で幕をおろしていってしまった。
 とにかくストーリー全体になんだか盛り上がり感がなく、こちらも珍しく見ながら、よそ見したり眠くなったり違うことを考えている自分に気づいてしまった。見ることに集中できなかったので、これはたぶん、タイトルのわりに、面白みが欠けていたのだと、非常に残念に感じた。

2018年3月23日金曜日

エアポート2017(THE FAST AND THE FIERCE )

テロリストによって電気系統・コントロール系をのっとられた飛行機パニック。

沈着冷静な機長を演じた、Moose Ali Khan。インド系?イケメン
普段からスキン・ヘッドにしているのだろうか。映画のラストシーンで変装用かつらが外れてスキンヘッドになったのは、ここにちなんでいるのか。CA役 jannica olin

エアポート2012(Air Collision)

航空安全システムの暴走が引き起こす、パニックストーリー
大統領一家を乗せたエアフォースワンと、民間旅客機、搭乗する関係者やパイロットたち、管制官と航空学関係者たちが織りなすパニック映画。

人為的ミスを減らすためのAIによるシステムが暴走して、人々を殺傷し始める。パイロットの手動制御もできず、暴走する航空機。死亡者を何人か出し、甚大な被害を出しながらも、あらかたの人々の一命はなんとか取り留め、なんやらさわやかなエンディングを迎える、という話。

有色人種系の役者さんの存在が光った。管制官や、パイロット、空軍大尉など、重要な役どころを占め、なかなかかっこいい雰囲気を出している人もいた。(実際はどうなのか、などといった人種差別についての現実問題についてはくわしくないので割愛)

パイロットを演じた、ダレン・アンソニー・トーマス。精悍さがかっこいい。
空軍司令官役 Tarnue Massaquoi。民間機爆破を命じる。雰囲気のある演技が光った。
白人寄りのアジア系白人?少し黄味のある白肌、黒髪、明るいグレーブラウン系の瞳のマイケル・テ。民間機機長役。

2017年12月25日月曜日

死霊館 エンフィールド事件

映画インシディアスに雰囲気のやや近い、悪霊ホラームービーである。実際に起きた事件をもとにしている。

父親役と旦那さん役の違いはあるが、インシディアス同様、俳優のパトリック・ウィルソンさんが出演している。
アン・ハサウェイ主演映画「パッセンジャーズ」にも相手役として出演。不思議系、オカルト系映画でよく見かける。

 私は映画インシディアスは、そこそこ気に入っている。というのは、幽霊怖いだろう、さあ怖がれ、というそこだけにスポットを当てたのではなく、眠っている間の幽体離脱の世界と不思議な風景、色彩の彩度を落とすことによって不気味なリアリティを感じさせる演出があり、そこが気に入っているからである。
心霊の世界をさまよっていく主人公(右)

エンフィールド事件、のほうは、表面的に家族をおびやかす老人の霊と、黒幕であるシスターの亡霊が、おそろしく描かれている。
劇中で、霊能力者夫婦のだんなさんが描いた心霊スケッチ絵画からは、本物の悪霊が飛び出してきそうであり、映画とは関係なく、呪われてしまいそうな禍々しいものを感じる。映画本編より、こちらのほうが恐ろしい気がする。