The Day After (1983) https://www.google.com/search?q=The+Day+After+(1983)&rlz=1C1OLVV_enJP984JP984&sourceid=chrome&ie=UTF-8#cobssid=s
Threads (1984) https://www.google.com/search?q=Threads+(1984)&rlz=1C1OLVV_enJP984JP984&sourceid=chrome&ie=UTF-8
どちらも核戦争の被害にあう人々の姿を描いたものだが、Treadsの方が、核被爆後の人たちの生々しい、余生、と言ったほうがふさわしい悲惨な姿が細かく描かれていた。
The Day・・の方は、人々が被ばくしてから直後間もない被害状況にスポットライトが当てられ、その後の人生については描かれていない。
Threadsのほうは、何日後・何週間、何カ月、何年後と十年以上にわたった描写がなされている。被爆直後に即死する人、大火災に巻き込まれて焼け死んだ人、ケガがもとで亡くなる人以外に、放射能を浴びて体調を崩し、病気になって死ぬ人たち。食料や水、電気もない中、凍えるような寒さ、相当苦しんだ彼らも膨大な人数であっただろうが、生き残った人たちも悲惨であった。
ずっと後になっても以前の生活どころか、崩れて黒くすすけた家の残骸に身を寄せながら、着の身着のまま、ネズミを食べたり、虫の被害や天候被害に遭いながら、やせた土地を耕して命からがら生き、悲惨な生活を送る。
被爆する前は、素敵な生活を楽しんでいた女性、被爆後に母親となったが、夫や家族も亡くなり、長い間つらい生活を続けていた。子供が10歳を超えたころには老婆のように老いさらばえ、歯もぼろぼろ、白濁した目をあけたまま、黒く汚れ切った家のねぐらの中で、娘の目の前で息をひきとった。寿命もおそらく縮んでしまっただろう。人々は、笑顔も余裕もなく、口数もなく、表情も暗い。おそらくホームレスより何倍もひどい。ただのホラー映画よりもずっと恐怖感を覚える、恐ろしい話である。