2016年7月19日火曜日

テレ東午後ショー: トリプルヘッドジョーズ

汚染物質が原因で、奇形化・凶暴化した巨大ザメ。
 とにかく暴れまくって、海上研究所の破壊はする、人を食べまくり、洋上の船にも踊りかかって難破させて人を食う、本当に凶暴なサメである。CG技術は、まあまあ?ある船長が大ナタで頭部を切断するも、そこから新たに三つ生え始めてしまうというしぶとさ。

陸にも上がってきて、各々の頭で一人づつお食事

あばれまくるその姿、食い方のえぐさを堪能できるのだが、映画としてある部分に、重大なミスがあるのだ。これは、まずいだろうというほどの痛恨のミスなのではないだろうか・・。

スタンリーが船上でサメに手首から先をパックリと食われてしまい、切断された手首から、血が吹きだした。「おれはもう助からない」と、早々と自分に見切りをつけてしまい(止血したら助かるんでは・・)、ごみ汚染地区にサメをおびきよせると言って海中にダイブ。

ところがそこで、海上をクロールで泳ぐスタンリーさんの、ちぎれた腕、もどってるんですよねえ・・。止血のために切断部にまいたはずのタオルが、しっかり「生え変わった?!」こぶしに巻きついています。これ、もっと話題になってるような気がしたんですが・・あまりのくだらなさに反応も薄いのでしょうか。

サメと同じ体質なのか。

とにかくムチャクチャさを楽しむB級映画なのですが、そんなことより、スタンリーの手首の話をしたかったので、レビューを書いてみました。