2021年8月3日火曜日

エグザム ファイナルアンサー(2013年ロシア)

 

初回作はイギリス、第二作(題名だけ?)はロシアで。

今度の脱出ゲームは、個室に拉致監禁された5名の男女がおり、一人死ぬたびに鍵のロックが解除され、最後の一人になるまで出口のドアが開かないという設定。

殺しあってはいけないということで同意しあったというのに、口喧嘩からやはり殺人が起きてしまった。他は、あの人は絶対に危険だから先回りして殺したの、という女が出てきたりと、なんだかんだ自分のエゴで人を殺しだした男女。一番攻撃性の低い男性が一人生き残ったが、通された社長室で、従業員を殺さないとポストが空かないと言われた。そうして一番おとなしい男が、環境によって変えられていった、という話ある。

ものすごく面白いか、目が離せない飽きさせないか、というとちょっと微妙さもあるが、社長面談で、「会社のためだとしても、できないことは何か?」という問いに各人が答えるシーンなどが印象的である。一般的な解答は、殺人や違法なこと、自分の良心がとがめること、などだろうか。