時折、映画館に立ち寄って鑑賞するのが趣味で慣習行事となる中、評価が比較的高かったので、こちらも観に行った。
ゴジラがとてつもなく巨大で、しかも、背びれが青い光に包まれながら伸びた後、ゴジラの口から強力な放射能が発射されるという仕様になっていた。
ロシアとの軋轢をさけるため、日本の領海に手出しができないという理由で、アメリカからは何の援助もなく、民間の漁船がゴジラを食い止める役割を負わされる。一部ネットで噂になっているが、万が一の台湾有事が起きたときにも援助を受けれない、似たような状況になりそうな、予告めいたストーリーである。
知恵と技を出し合い、ゴジラを食い止める作戦を実行するが、仲間の船がやられたりと犠牲が出てしまう。戦後復興のさなか、ゴジラは次に銀座を襲う。再上陸されたらたまらないので、ゴジラ抹殺計画を練るが、水圧を利用した作戦や、ゴジラの口の中で爆弾を爆発させる方法を編み出し、知恵と技術の粋をこらした、日本の底力を示す感じの内容であった。
ヒロイン役の浜辺美波が、ふんわりとした可憐な女性を演じてストーリーに華をそえている。