2019年6月6日木曜日

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

怪獣物が好きだというわけではない。大きいことはいいことだ、ではないが、ものすごく巨大な物体や生物に圧倒される感覚を味わいたい、それだけでこの映画を見た。

途中展開のいきさつがわからなくなり、えっ、いつからそんな作戦になったの?それ、どういうことだっけ、という流れがいきなり出てきて、???というわからなさもあったりしたが、怪獣映画なのでまあ気にしないで見ることにした。

 いまやハリウッド俳優となった渡辺謙が英語を不自由なくこなし、ゴジラに核エネルギーを与えるために自ら犠牲になる、という志高い博士の役を演じていた。

 エンディングのあとでのショートムービーが付いてくるのが最近の主流だが、最後のしめくくりで、キングギドラの首?の残骸を売る男がいて、それを組織の頭が買い取るというシーンがあった。せっかく倒したギドラが、バイオテクノロジーによって再生されてしまうことが、ほぼ決定したようなものだと言える。そして次回作へ続くのだろう。

2019年6月5日水曜日

貞子(2019年)

前評判はいまいちだったが、すでに週一の映画鑑賞日と化した水曜日の予定を入れるために、他に見るものがなかった、という理由で観に行った。

酷評をするほどでもなく、普通の映画だったというか。主演の池田エライザさんが、かわいいなあという印象があった。
 弟がせっかく自ら犠牲になって姉をかばってくれたという感動的なシーンがあったにもかかわらず、その後、エライザ演じる主人公はノイローゼとなってしまい、病室に一人こもって完全に別人のようになり、ガタガタとおびえ切るところが、なんやら残念さを感じた。
 そしてとうとう貞子のお迎えがやってきて、ジ・エンドとなってしまうのだが、間仕切りのカーテン越しにスーッと飛んでくる影の描写も、一つの工夫された演出なのだろうか。

2019年6月1日土曜日

ゾンビ・クエスト(2012年オランダ)


写真から見てもわかるが、おバカ感丸出しの、ゾンビコメディである。制作がオランダなので、言語もオランダ語である。
 仕事中堂々と、上司の目線をガン無視してディナーに誘ってくるお色気美女、誘いに乗る主人公(これが全くイケメンではなく、低身長のさえない中年男)、さらに遊び人の兄が豪遊先から電話をしてきて、それを怒っていきなり主人公をクビにする上司。話の流れも唐突でいい加減。そのまま軽いノリで話が進展していく。
 つまらない部分に時間をかけた描写も入っているので、時折倍速にして鑑賞したが、話題として一度鑑賞すれば、十分だと思える。
 最後のオチは、やっとたどり着いた避難キャンプがバンパイアに侵略されてしまっており、主人公の「かんべんしてくれ!」的な、軽いノリでエンディングを迎えている。ちょっとノリ的にあほらしすぎるのが残念。

2019年5月22日水曜日

アベンジャーズ エンドゲーム



アベンジャーズシリーズ、最終章となるのだろうか?サノスを倒したものの、永久死亡となってしまった、アイアンマンことトニー・スタークとナターシャ。この二人が欠け、キャプテンアメリカも、タイムトラベル後に経年帰還(人生やり直しを希望)したため、ラストはすっかり老人となってしまった。

アベンジャーズは、個人的にはアイアンマンやマイティソー、ブラックパンサーの俳優も良いが、前作のインフィニティウォーで活躍していた、ブラックパンサーの腹心の部下、女戦士オコエ、強力なテレキネシスをもつスカーレットを演じる女優さんたちも魅力的に感じ、なかなかのドリームチームであるような印象である。が、続編はというと、アイアンマン亡き後は、見られるかどうかがわからない。

2019年5月17日金曜日

ラ・ヨローナ 泣く女

 日本の「番長皿屋敷」的な怪談の、メキシコ版というのだろうか。
夫の浮気に嫉妬した母親が、我が子を殺害したあとに自害し、怨霊となってさまよい続ける話。
 しかし母親がただの嫉妬のせいで我が子を殺害なんかするのだろうか?もとから精神疾患などを患うなどしていない限り、ありえなさそうな気がする。そう思い、少し調べたところ、実際の事件だと父親が嫉妬に狂って子どもを殺害したケースがあったようだ。母親ではなく、父親ならではできる仕業ではないだろうか。

 それはさておき、エピソードとしてはかなり単純なストーリーではあるが、それを発端として怨霊化した女、その怨霊の恐ろしい追跡が始まり、追い詰められていくハラハラ感はあったと思う。海外映画ではありがちだが、発端のストーリーは多くが単純な、そんなことでそんな事件になってしまうのか?という事件が多い。そのあとは、これでもかこれでもかという感じでモンスターが襲ってくる。




2019年5月8日水曜日

シャザム!


 魔法を引き継いだ子供、変身するとこのような大人になるが、精神年齢と頭脳はそのままのようであった。子供形態でいるときのほうが、大人形態でいるときよりも落ち着いていて大人げがあり、変身すると妙にはしゃぎがちになる、という過剰演出気味なところもあったが、娯楽作品としては面白かった。

 悪役の引き連れる、「七つの大罪」をかたどった怪物たちが恐ろしく、演出に彩を出していた。

2019年4月21日日曜日

バイス


ブッシュジュニアを大統領にしたのは、このバイスプレジデントだった。そして9・11の影の立役者も・・。

クリスチャン・ベールが逆ダイエットをして役作りした、話題の作品である。