2020年1月10日金曜日

ナイトメア・シャーク

ラストシーンで出てきた?悪夢ザメ。本物っぽくないので、あまり怖さがない。

夢を見るとサメが出てきて追いかけられる、という「エルム街の悪夢」とサメパニックを掛け合わせたようなサメ&悪夢もの。

サメの悪夢を見続ける原因は、恐怖体験からくるものだという話からはじまり、悪夢研究学者?がネットで該当者を募り、治療をしていく。

サメばかりではなく、不気味な街の風景や、死んでしまった家族がゾンビのようなたたずまいで夢の冒頭に出てきたりと、演出上の構成はわりとよくできている。

研究学者がじつは、悪魔(サメ)崇拝のために、悪夢を見る若者たちをいけにえにする、というエピソードも夢だったりし、結局、治療が終わっておめでとう、という展開になる。

が、治療を終えた女性が、水を飲みたいわと台所に立ち、大きなコップに水を汲んだあたりから、何かありそうだという雰囲気がただよう。水を飲みながら、本人が大きなサメになってしまうのか、などの展開も予想したが、窓の外に海が広がり、上に張り付けた写真の風景が広がり、エンディングとなった。