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美しい湖を舞台としたサメ映画。 |
ある田舎町の湖で、幼いころに兄弟をサメに襲われて亡くした主人公。一緒に来ていた叔父の監督責任を問い詰めたが、ぎくしゃくしたまま大人になって街を離れた。その後、再び叔父との再会を決め、あるレストランに入り、経営者?の女性と知り合う。その町の女性町長は、町のやりくりに腐心していたが、釣人祭りのためにダムの一部に穴をあけ、外海から魚を入れよういう暴挙に出て、さらにサメが来やすい環境を作ってしまった。主人公たちがその穴を埋めたり、サメをやっつけていく、という話であった。
災害関連やパニック映画につきものの、登場人物たちの利己的な欲が、物事をより一層困難にするパターンで、スピルバーグの「ジョーズ」同様、町の責任者の保身的な対応策により、事態を悪化させるのであった。
この映画の味わいどころは、美しい湖だと思う。田舎町のため、とりわけ楽しい施設などはなく退屈感も否めない雰囲気だったが、とにかく風景はきれいだった。