ネトフリの新技術?画面の下の文字を左右で選択できるストーリーである。選択肢によって、ストーリーが何通りにも分かれていくようである。前の選択肢にも戻れる仕様らしい。
あるゲームプログラマーが主人公で、ストーリー中でも彼が選択型RPGゲームを作るのだが、彼の行動を選択肢によって選ぶことで展開が異なっていく話となっている。
ゲーム会社の大物クリエイターの家に招かれるが、飛び降りよう、という話になって、言い出しっぺの彼を飛び降りさせることにした。それ以降、行方不明ということになって彼が話の中に登場することはなくなった。何度でもやり直せるので、今度は主人公を飛び降りさせようかと思っている。(どちらかが飛び降りる選択肢しかない)
それ以外にも、主人公が父親を殴り殺したりと、ストーリー展開が悪夢である。
主人公と父親のわだかまりは、母親の死、それも母からもらったぬいぐるみを世間体のために主人公から父親が奪って隠し、人形がなくなり主人公がすねて、母親と出かけるのを拒んだことが発端だった。人形を探したので母親が1本乗り遅れ、その電車が事故に遭って、命を落としてしまう。
が、過去にさかのぼって人形を取り戻し、母親と一緒に出掛けさせた。(本人も小さな男の子に戻っている)そして電車は過去のものと変更できず、結局事故に遭っておそらくそこで二人とも死亡する。すると現在の主人公に場面が切り替わり、息絶えているのを通院先で医師が発見するのである。この終わり方が、主人公は死ぬが、なんだか一番ほっとする感じがする。他の展開がろくでもない感じだからだろう。
監視されている、という展開もあり、すべてスタジオの中で行われていた、とか、食べ物に薬物が入っていた、というストーリーもあるため、本気でいろいろ考えると、確かに頭がおかしくなってしまいそうである。