2022年10月6日木曜日

ラン・オブ・ザ・デッド(2010年)

 

本作のゾンビは、全力疾走+運動神経抜群+怪力で、なんでも乗り越えジャンプしてくるパワーゾンビである。その軽い身のこなしから、映画評に、「パルクール」(スポーツ)ゾンビだという書き込みが多い。

製薬会社の新薬の被験者となった人たち、お金と引き換えに、大変なことになってしまい、一人を除いたほぼ全員がゾンビ化してしまった。その残った一人というのがある女性だが、製薬会社の殺し屋(会社に不都合な人間を殺害していく係?)である男が改心し、彼女の血清を研究に回して人類を救いたいと考えたようである。やがて彼女の友人やパートナーの男性たちと合流し、ゾンビと戦いながら、女性の友人のヘリコプター乗り場を目指して移動していく。

途中、自己中心的で、仲間を蹴落としても自分たちだけ助かりたいという心醜い男女カップルが合流するが、人間の醜さを露呈してストーリーを盛り上がらせている。

お約束のヘリは故障して飛ばなかったが、ゾンビが水を嫌って入らないことから、川に救助船を置いているところがあり、そこを目指して生き残った女性たちが逃げて行った。


(追記)パルクールとは

https://www.youtube.com/watch?v=kXsE_P1fLCw