嵐の相葉君主演映画。(息子役の子、女の子と間違いそうな感じの美少年だが、ジャニーズジュニア所属らしい。まっすぐな気持ちの一途な感じの少年を演じている。)
「それ」は、妖怪かなという想像で見ていたら、宇宙人であった。いわゆる「グレイ型宇宙人」と言われるタイプの外見だが、子供を食べ、大人は殺害するという大変危険な宇宙人だった。
はじめは森の中で子供をさらい、やがて民家のほうにも出没しだして、家の中にいた少女をさらっていったりと、手に負えない状況となる。学校で避難しても、するどいかぎづめに変化させた腕でドアも破壊してしまう恐ろしさ。とても対応しきれないが、たまたま栽培していたオレンジに触れたときに激しい拒絶反応を見せるという弱点も見せた。
そしてさらに、少年ごと父親である主人公(相葉君)をもろとも胃袋に送った宇宙人だったが、拒絶反応で死んでしまったようであった。
侵略がうまくすすまないために離陸を始めたUFOだったが、異星人の不気味さと恐怖が描かれていた。子供を食べて分裂するところも不気味だったが、もし実際に宇宙人がいたら、種族によっては友好的とは限らない、と思っていたほうが良いかもしれない。
ひ とつ残念な気がしたところはやはり、子供向けの邦画でもあるためか、宇宙人が少し、子供だましでのっぺりしすぎて、ちゃちっぽく見えるところもあるかなあ、と感じたところであった。
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