2016年8月18日木曜日

シン・ゴジラ

兄が好きで見てきて、いろいろ話を聞かせてきたので、本人的には気に入って面白かったのだと思うので、見てきた。

そもそもゴジラだのガメラだの、私が子供のころに、父と兄と三人で公開されるとその映画を見に行った記憶があり、なつかしいというアイテムではあるが、個人的な興味は、かなり薄い。

自衛隊がバリバリに活躍し、かっこいい感が半端ない。もしかしてだが、これは、国際問題をみこしての自衛隊イメージアップ作戦の一端を担っていたりするのだろうか

ゴジラそのものは放射能生物というありえない生き物なので、もう知らんわ勝手に倒しちゃってくださいと、感情移入が薄いけれども、自衛隊の行動はとても作戦的で機能的で、注目の対象となった。

かわいい高校生が、「決めた。私、自衛官になる!」というCMを最近目にした。どうしても国際間の問題と、きな臭さが強まる昨今なので、これ、何気に戦略考えてる??と思ってしまいがちになる。

それはさておき、長谷川博己のキレ者具合、竹野内豊の落ち着いた大人感、諸俳優陣の味ある個性の演出は、がんばったと思う。「いい女演出」がちょっと気になったが、石原さとみ自体は良いと思う。

それと、英会話のレベルも昨今、全体的に向上しているのは時代だなあと思った。環境や金銭、時間、やる気に恵まれた一部の人だけでなく、全員がネイティブスピーカーを先生にするところから初めて公用語として使わなければ、一般に浸透するのはまだまだ先のようではあるが・・。