2016年8月27日土曜日

また見てしまった、午後ロー 「シャーク・ナイト」

悪者には最後には神の裁きが下りる。の鉄板。

映画館もいいのだが、時間とお金がかかる。せっかく東京に来てテレビ東京も見れるのだから、こちらも時間があれば、ご飯を食べたりコーヒーを入れながらなどの「ながら見」で、やや大雑把な扱いではあるが、見ていこうと思う。

男女の大学生グループが、電話の通じない水路に囲まれた湖畔の別荘へ遊びにいくも、次々とサメに襲われていく話。

ヒロインが地元に住んでいたときにそこのインストラクター・デニスと恋仲であったが、大学進学と同時に別れを切り出した。すると、デニスの殺意を感じるような出来事が起きたり、事故で彼の顔にケガを負わせたりしてしまう。

ヒロインもわだかまりの塊となっていたが、数年後にそこを訪れると、すっかりやさぐれたデニスと、地元保安官もつるんでかなり悪いことをしていた。サメを大量に放流して、人を食わせるところを撮影して、シャークウィークに売り込むという金儲けだった。

だまして船に乗せ、銃を突きつけてナイフで出血させてから湖に突き落とす、というサディスティックな方法。
 アメリカの映画に多い気がするが、映画「ミザリー」にも共通するような、圧倒的有利な立場にある、狂気にとりつかれた殺人鬼が、自分の手のひらの上で転がすように相手を翻弄する恐ろしさ。

監禁した被害者をベッドに拘束。気分によってやさしくしてくるかと思えば、鬼のようになってハンマーで足の骨を砕きにかかるのだ。「私の言うことがきけないのか!」と言ってそうである。