2018年8月21日火曜日

エクス・マキナ

AIをテーマにした映画。
 検索エンジンの会社社長が開発したAIロボットを、何体もつくっては閉じ込めたまま開発を続けているその屋敷に、社員の青年が実験のために招かれ、最後に一人のAIを屋敷の外に取り逃がし、一般社会に紛れ込ませてしまう話。

 そのAIの頭脳は、どうやら検索エンジンからの情報をもとにした莫大なデータ集積からできているらしいので、限りない領域の中で進化したもののようであるが、会社のモデルとしては、AI事業も進めているらしいグーグル社からヒントを得たのだろうか。
このAIロボットが、他のロボットから取った人工皮膚を付けて人間になりすまし、脱出する。



AI人形の面々の画像を貼ってみる。

AIの画像としてはもっともポピュラーな感じのタイプ。


こちらは、実体のない、機器内の意識、のような印象のもの。
人間を抹殺したい、と冗談なのか本気なのかわからないがそう言い切ってしまった、恐怖のAI「ソフィア」(アメリカ)
 人間を抹殺したいと言ってみたり、他にも、ある中国企業の開発したAIが、共産党を批判したというニュースが挙げられるなど、AIは必ずしも皆にとって都合の良い味方にはなりえなそうな感じがする。
 人間と異種で、明らかに優れた能力を持ってしまったら、人間をどうしようかと検討し始めてしまう、というのはありえそうで、想像をすると怖い。
 人間が非効率的で攻撃的で、戦争で殺しあったり地球の環境を破壊しているうちに、AIが冷ややかにそれを観察するかもしれない。


(おまけ)
1982年映画「トロン」で出てきた悪の親玉・MCP(マスター・コントロール・プログラム)。このMCPがプログラム監視を行い、社内情報をコントロールする。