2018年8月2日木曜日

グリード (2014年 中国)

副題は、from the deep。レンタルサイトで、こちらのものしか表示されなかったので、てっきり、1998年アメリカ製作のモンスターパニック映画と勘違いして借りてしまった。
ザ・グリード、こちらが、以前作られた方。「90分で3000人!喰って喰って喰いまくれ!」という副題がついている。

こちらが今回視聴の方。なんだか背景もモンスターもすごく似ている。ぱくった、というのだろうか。


 原題は、「食人虫 bugs」のようで、それを見て、中国映画だということに気が付いた。仕方なく見始めたが、食人虫の幼虫は明らかにCGだというのはバレバレではあったものの、ストーリーテンポやその他の描写部分は、そこまでひどい出来ではなく、そこそこ面白く見れた方だと思う。
 幼虫に食べられた人たちは、表皮も含めて皮下脂肪を食い荒らされ、骨と皮ばかりのゾンビのようになって倒れていく。そのシーンもホラーチックで見どころだと思われる。

 結局親虫を、ヒステリー状態に陥ったヒロインが、電動チェーンソーをふりかざして舌を切断して退治することになったが、それまでに多くの人が食われていった。

 実家の親も変わり者なので、ふと気が付くと、ボーーッと背後で体を傾けたまま、映画に見入っていた。
 自分もゲテモノは嫌いではないが、おばあさんが見るような映画ではないと思ったので「ええ、見てるの?!」と聞いたところ、「だってたまたまついてたから、見ちゃったんだもん。しょうがない。」と、やはり変人ぽく、わけのわからない言い訳をするばかりだった。