賞金狙いの猛者が集まり、ゾンビだらけのラスベガスホテルにある金庫破りに挑む。 |
舞台はラスベガス。賞金の出資者は、真田広之演じる「タナカ」で、ホテルにある金庫から金を持ち出して来たら、数十億ものお金を受け取ることができる、という話。真田広之もハリウッドに渡ってなかなかの貫録をつけ、悪役感もよく出てきている。
賞金稼ぎのチームリーダーを演じているおじさん(写真右)、身長もかなり高そうだが、ごついパワフル感があると思ったら、プロレスラーをしていた人のようである。あるきっかけから、自分の娘も危険な計画に参加させることになった。(中央・白っぽいタンクトップの女性)
チームに無法者の裏切り者が複数おり、その罠にはめられて仲間の女性が死んでしまったり、取引することでうまく難を逃れようとしていたのに、自身の都合でゾンビの首を奪うという、自己中男の傍若無人ぶり。
ゾンビ王とゾンビクイーンなるものが現れ(なんだか無茶苦茶感が)知能もあり、ほかのゾンビを束ねる統率力をもつ。クイーンの首を奪ったために怒ったゾンビ王に襲われ、皆殺されていく。そして娘を除く全員が結局ゾンビ化か死亡、といった末路をたどる。チームメンバーがダメすぎるとすべてがおじゃんに、という残念なパターンの典型である。
結局、仲間も死んで、戦闘によって持っていた札束も方々に散ってしまい、手元に残ったのは、お父さんが娘のために隠し持っていた、ほんの数千ドル?だけであった。お父さんも最期は娘との夢を語り合いながら、すでに死ぬ運命にあった。