2026年7月20日月曜日

BRING HER BACK を観てきました

 


ザ・マミー棺の中の少女、を彷彿とさせる感じの、キチガイ中年女による悪魔的儀式と、犠牲にされてしまう子供を描いた、不気味感の強い感じがする映画である。

今回は、里親であるローラが元からオリヴァーを家に置いていて(実は行方不明者を催眠にかけて洗脳し、監禁)、そのうえで新たに養子にアンディとパイパーの兄妹を迎え入れた話である。

パイパーをうまくだまして手なづけ、死んだ娘をよみがえらせるためにパイパーの体を利用するという、狡猾なローラ。

オリヴァーの異常な状態や、家の異常を知ったアンディが里親相談所の係員と一緒に家に戻って調べようとしたところ、二人とも殺されてしまう。父親からの虐待に耐え、養子で妹のパイパーを常に気遣ってかばうというやさしさを持ち続けた、とても人格的に良い兄だったのに、ローラの車にはねられた後に水たまりに顔を押し付けられて溺死するという、本当に幸薄い気の毒な最期であった。

何が何でも死んだ娘を生き返らせようとするローラの執念、冷凍状態のまま保存されている死んだ娘、コントロールにより、恐ろしい自傷行為を続けるオリヴァーの異常性が、ストーリーの不気味な感じを際立たせている。

弱視であるパイパーを演じるアジア系の方は、やはり本人も眼病による弱視であるという特殊な事情があり、目つきに独特な感じがあるが、かわいらしい少女であった。