2025年5月31日土曜日

終わらない週末(2023年Netflix)

 以前、ネトフリの契約を途中までしていて、見たいものがなくなって解約した。また見たいものが出てきてから少しまとめて見て、飽きたら解約する、という方法があっているのかもしれない。

いわゆる終末系映画であるが、なぜか、解釈が人によって違う映画となっている。製作には、オバマ元アメリカ大統領の所有する会社がかかわっているということで、真実はこのように進んでいくのだ、というちょっとした啓示的な役割をもっているのかもしれない。


バカンスを計画して別荘に出かけた4人家族。そこで体験する大事件の兆候。

大型石油タンカーが岸にまで突っ込んできたこと、その夜から電波障害が起きて、一切のインターネットが使えなくなった。GPSや電波の不具合により、テスラ車の一斉の暴走・クラッシュが起き、謎のドローンのビラまきがあり、そこには「アメリカに死を」という意味が書いてあるらしかった。また、大音響のはげしい騒音が耳をつんざいた。鹿やフラミンゴらの大群が押し寄せてきたのは何を意味するのか(ここだけ、事情通のGHが「国家転覆、クーデターが起きる」と言ったことと、唯一そぐわない感じである)。

藪の中を歩くうちに兄妹の兄がダニに足をさされ、後から病気を発症する。発熱のあと、歯がぬけたり嘔吐を始めた。マダニ感染症やライム病?というおそろしい病の症状か?と思ったら、近所に住むダニーは、「キューバで起きたマイクロ波攻撃により、歯の抜ける症状の出た人がいた」ということで、騒音がそうさせたのか?とダニ感染症説があやふやになってくる。ドローンのビラも、中国や北朝鮮、はてはイランなどが手を結んで、アメリカを脅しに来ているかのようなことも言っており、真実がはっきりとは見えない。

GHは軍事のアドバイザー的な仕事をしており、今回のことは、国家転覆をはかるための最良のコスパが見込める手法だと言っていたが、はたしてそれは本当なのだろうか? 電波障害や大騒音、ドローンなどは人間の仕業かもしれないとして、唯一動物の奇妙な行動だけ、そこにそぐわない。真実はむしろ第六感的な、動物を通してみた方が見えてくるのかもしれない。(大噴火、津波大地震などの自然災害、ポールシフト説)

別荘内の夫婦のベッドルームの枕元にある壁紙が、大きな海の波の写真なのだが、なぜか不思議なことに、シーンが進むごとに様相が変わり、波も大きく荒くなって飲み込まれそうなイメージとなっていくのが不気味である。(大津波の暗示にも見えなくはない)

以下は、同じベッドの枕元の写真が、シーンを追うごとに迫力を増していく様子。

おだやかな海面がやや下の方にある。

なぜか波のかさが増している。

ベッドごと流されそうである。

兄の歯が抜け落ちていくシーン。後ろは見渡す限りの波が一面に広がる。

妹のローズは、鹿に気をひかれてついていった先に、ソーンズ家の建物にたどり着き、水や食料もあり、さらに防空施設兼地下室で、見たかった「フレンズ」の最終話のDVDもゲットする。第六感と自身の本心(フレンズが見たいというのがそれなのだろうが)に素直に導かれた者が、その時点では一番の勝者となっている。(核攻撃だけなら、生存率は高そうである)

国家転覆あるいはポールシフトや大きな天変地異など、もしもその難が起きた時には、表向きは偽旗によるデマ拡散で一般大衆には本当のことは伝わらない、ということもありえるが、一部のエリート階級や対策を立てられるほんの少数の金持ちだけが、もしかすると生き延びれるかもしれない、という残念な話だろうか。オバマ元の制作会社がやんわりとそれを伝えに来ているとしたら、冷たい水を肝に浴びせられたような感じがする。





2025年5月14日水曜日

(海外ドラマ)マーサー教授の殺人事件簿

https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E6%95%99%E6%8E%88%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E7%B0%BF&rlz=1C1FHFK_enJP1154JP1154&sourceid=chrome&ie=UTF-8

別に見ようと思って付けていたのではないので、完全に流し見であるが、主演のマーサー教授の日本語吹き替えの声が非常にインパクトがあって、以前見ていた海外ドラマと同じ感じがするので調べたところ、同じ声優(宮内 敦士)さんが吹き替えをしていた、ということであった。


マーサー教授(右)

宮内氏

この方が、別ドラマでだれを演じていたのを思い出したのかというと、「サルベーション 地球の終焉」というドラマに出てきた、ダリウス・タンズ役の吹き替えであった。

ドラマも面白く、ダリウスやほかのキャストもなかなかよかったのに、なぜかストーリーが尻すぼみでおかしな終わり方となってしまった。(残念なことに、打ち切りになったそうである)

6年位前?に見ていたと思うドラマなので、声優さん本人の年齢もひどく変わってはいないはずとも思うのだが、声は間違いなくどちらも宮内さんの声であり、私はどちらかというと、サルベージョンのダリウスの声として出演しているものが好きであった。



2025年4月17日木曜日

アビゲイル(2024年 アメリカ)

 

番組の合間で予告が流れており、たまたま録画タイミングがあったので視聴してみた。

身代金をとろうとして誘拐した少女が、まさかのヴァンパイアだった、というわかりやすい?加害者が被害者になるというストーリー。

闇バイトとして互い素性を知らない者たちが集まったが、上記の理由によって阿鼻叫喚な修羅場を迎える、というのは予告編からすでにわかっていた展開だったので、あとはストーリー展開、描写に面白さがあるか、ということと、海外の資産家のお屋敷が舞台になるようだったので、建物内の美しさを楽しめたら、ということで見てみた。

闇バイトグループの人物がそれぞれ、どんな人たちなのかといったことや、ヴァンパイア化した男が敵として立ちはだかったり、アビゲイルが主人公の女性とは途中から敵同士でなくなっていったこと、などの駆け引きも描かれ、根本設定はシンプルなものの、ホラー要素以外にほかの点について展開があったのが見どころとなった。

アビゲイルがバレエを踊りながらヴァンパイアにした女性を操ったりして、「ゲーム」と称して人を襲う、遊び心のようなものも演出されている。




2025年4月14日月曜日

ポセイドン・アドベンチャー(1972年アメリカ)

 

近くで大地震が起き、巨大な津波が起きた。それに襲われ、豪華客船が転覆して船内の上下がさかさまになってしまった。

日本で2011年に起きた3.11の東日本大震災の後からだろうか、Tunamiという英単語を時折耳にするようになった気がするが、この映画では、まだ、Waveと言っているようだった。

年明けを祝う船内パーティで盛り上がるポセイドン号。大きな津波の衝撃波で、船は転覆して大きく傾きだした。船長役を、「裸の銃を持つ男」で?有名な若き日のレスリー・ニールセンが演じていたようだが、船長は、この事故により一番最初くらいの死者となってしまったようだった。

その後、保守的な教会の体質に疑問を抱き、自分でアフリカに渡って布教を広めたいと思っていたジョン牧師、彼が先導を切って皆を非難させていく。あっちの方が安全だ、いやこっちだ、だのと意見が分断し、それについていく人たちもそれぞれに分かれた。ジョン牧師以外の人たちは、結局侵入してきた水にやられて命を落としていった。

非難の途中、水中を息を止めて泳いで渡るシーン、見ているとこちらもハラハラした。様々な船内を進んでいくシーンがそれぞれ危険な感じが出ている。その中、少しづつ命を落とす人がおり、落水、転落、無理な水泳による死亡など、牧師も次々やってくる障害に神への怒りをあらわにした後、皆が避難できるように水蒸気のバルブを閉めながら、力尽きて転落した。

戦う牧師であり、勝利を勝ち取らなければ神は味方しない、という勇ましい姿勢が見られ、強引で乱暴な部分がなくもなかったが、とても勇敢であった。そんな彼が最後まで生き残れないのはストーリー的にとても悲しいが、皆が無事生還できるよう、彼本人が天国まで神様に直談判しに行ったかのようなラストであった。

映画のテーマソング的な劇中歌
Maureen McGovern - The Morning After

タワーリング・インフェルノ(1974年アメリカ)

 

スティーブ・マックイーン、ポール・ニューマン、ほかには往年の日本のドラマ「将軍」でおなじみだったリチャード・チェンバレンなど有名どころが出演している。

ビル建設費の予算を低く抑えようとしたりして安全性に問題を抱えたビルが完成した。全館全室の部屋の照明をつけろ、などのオーナーの要求で、電力的にもきつかったようで、配電系統がショートして発火した。結果、ビルの安全性を過信したオーナーにより、ビル完成パーティーに招待された人たちが、大変な火災に巻き込まれる。

人が火だるまになる場面や、ビルや展望エレベーターから転落し、ビルの側面に激突、バウンドしながら落下していく映像が、かなりリアルに描かれていた。

老いぼれペテン師の正体を知りつつ、彼を理解し情けある態度をとった女性、情け深い彼女がエレベーターからビルの外側に落ちて死んでしまったとき、なんだか悲しいものを感じた。どんなにいい人であっても、不慮の事故からは逃れられない。

消防士役のマックイーンと、ビルの設計者を演じたニューマン、二人の渋さやクールさが光り、かっこよい男たちの活躍が見て取れた。


2025年4月13日日曜日

国産新感覚ホラームービー 『2025年7月5日 午前4時18分』

 【公開日】2025年初夏公開予定

【出演】小栗有以(AKB48) 船ヶ山哲 大熊杏優 大関れいか 

公式サイト:https://0705movie.com/

6月くらい?に公開するのだろうか。最近の時事ネタを取り入れて娯楽にするのはさすがである。



最近見に行きたい映画がなく


 アメリカで製作されるハリウッド映画と思える作品が、最近数が減ってきたように感じる。どうしたのか気になり、少し調べてみたところ、ロサンゼルスの山火事にも追い打ちをかけられたと思うがその前から、すでに業界に問題が起こっていたような記事が見つかった。

https://branc.jp/article/2024/11/13/1341.html?pickup_list_click2=true

https://branc.jp/article/2025/01/20/1420.html?pickup_list_click1=true

脚本家や俳優を中心とした映画関連組合のストライキにより、撮影件数が激減、とある。

そこに加えて火災などが加わり、イベントも開催しにくくなった、ということであった。

映画界もグレートリセットの波に飲み込まれてしまったのだろうか。

こうなったら仕方がないので、過去の映画作品をTV放映分やレンタルDVD、アマプラ、その他、契約していないがネトフリなどもあるので、様々な方法で家での視聴をするしかないかもしれない。