以前、ネトフリの契約を途中までしていて、見たいものがなくなって解約した。また見たいものが出てきてから少しまとめて見て、飽きたら解約する、という方法があっているのかもしれない。
いわゆる終末系映画であるが、なぜか、解釈が人によって違う映画となっている。製作には、オバマ元アメリカ大統領の所有する会社がかかわっているということで、真実はこのように進んでいくのだ、というちょっとした啓示的な役割をもっているのかもしれない。
バカンスを計画して別荘に出かけた4人家族。そこで体験する大事件の兆候。
大型石油タンカーが岸にまで突っ込んできたこと、その夜から電波障害が起きて、一切のインターネットが使えなくなった。GPSや電波の不具合により、テスラ車の一斉の暴走・クラッシュが起き、謎のドローンのビラまきがあり、そこには「アメリカに死を」という意味が書いてあるらしかった。また、大音響のはげしい騒音が耳をつんざいた。鹿やフラミンゴらの大群が押し寄せてきたのは何を意味するのか(ここだけ、事情通のGHが「国家転覆、クーデターが起きる」と言ったことと、唯一そぐわない感じである)。
藪の中を歩くうちに兄妹の兄がダニに足をさされ、後から病気を発症する。発熱のあと、歯がぬけたり嘔吐を始めた。マダニ感染症やライム病?というおそろしい病の症状か?と思ったら、近所に住むダニーは、「キューバで起きたマイクロ波攻撃により、歯の抜ける症状の出た人がいた」ということで、騒音がそうさせたのか?とダニ感染症説があやふやになってくる。ドローンのビラも、中国や北朝鮮、はてはイランなどが手を結んで、アメリカを脅しに来ているかのようなことも言っており、真実がはっきりとは見えない。
GHは軍事のアドバイザー的な仕事をしており、今回のことは、国家転覆をはかるための最良のコスパが見込める手法だと言っていたが、はたしてそれは本当なのだろうか? 電波障害や大騒音、ドローンなどは人間の仕業かもしれないとして、唯一動物の奇妙な行動だけ、そこにそぐわない。真実はむしろ第六感的な、動物を通してみた方が見えてくるのかもしれない。(大噴火、津波大地震などの自然災害、ポールシフト説)
別荘内の夫婦のベッドルームの枕元にある壁紙が、大きな海の波の写真なのだが、なぜか不思議なことに、シーンが進むごとに様相が変わり、波も大きく荒くなって飲み込まれそうなイメージとなっていくのが不気味である。(大津波の暗示にも見えなくはない)
以下は、同じベッドの枕元の写真が、シーンを追うごとに迫力を増していく様子。ベッドごと流されそうである。 |
兄の歯が抜け落ちていくシーン。後ろは見渡す限りの波が一面に広がる。 |
国家転覆あるいはポールシフトや大きな天変地異など、もしもその難が起きた時には、表向きは偽旗によるデマ拡散で一般大衆には本当のことは伝わらない、ということもありえるが、一部のエリート階級や対策を立てられるほんの少数の金持ちだけが、もしかすると生き延びれるかもしれない、という残念な話だろうか。オバマ元の制作会社がやんわりとそれを伝えに来ているとしたら、冷たい水を肝に浴びせられたような感じがする。