女の子が刀を振り回して、ゾンビをバッサバッサとなぎ倒していくストーリーである。ゾンビの開発を行ったマッドサイエンティストを倒しながら、剣の道のライバルであり敵となった妹をも、倒さざるを得ない運命を背負わされたヒロイン。もとは、ゲームが原作だったらしい。この原作ゲームには、若い女の子が日本刀を構えて戦う、という日本の萌え(moe)文化が背景にあると思われる。
こちらの映画でもゲームと同じように、ビキニにちょっと帽子にマフラーやらブーツを足したくらいの露出度の高い姿で、乙黒えりという女優が演じている。セクシー系をねらった作品でもあるので、鼻についた演技を多少は想像していたが、そんなことはなく、哀愁を感じさせる真摯な姿勢が感じられた。