この映画の良さは、主役級の人たちを集め、ヒーロー集結、という形でその個性をそれぞれ際立たせることができるところではないかと思う。映画界のドリームチーム、といったところか。 |
サノスという超自己中心的な理想主義者がいて、子分達を従え、その戦闘能力はものすごく、アベンジャーズも相当な苦戦を強いられる。サノスは全地球の人口を半分にしてこそ、みんなが長く生きられると主張。そのために、願いを叶えるためのストーンを集め、一瞬のうちに半分の人口を消し去ろうと企む。
が、とにかく戦闘が目まぐるしく、あれ、いま、なぐられた?吹っ飛んでるけど・・、という感じの展開が続きまくる。反射神経の塊でないと、到底生き残れない戦闘シーンである。
(ネタバレ下記)
結局、サノスの願望がかなってしまい、人類は半分消滅することになる。
サノスが異次元で死んだ娘と会話するシーンがあったので、もしかして、本人もランダムで消滅組に入ってしまったのかと思ったが、どうやらそうではなかったようだった。
アベンジャーズの仲間も半数ほど消滅させられてしまい、スパイダーマン、ドクターストレンジをはじめとする何人かもその中に入ってしまっていた。
ある人は悲痛な表情を浮かべ、人が粉々のちりになって消えていくシーンは、切ない感じであった。
悪人イメージ感の強いサミュエルLジャクソンが「Oh, my god..., welcome!(ちきしょう!いいさ、好きにしろ!)」(と言っていただろうか??)と叫びながら、ちりになっていくのは、ちょっといい気味な気もした。
が、本筋はそこではなく、人類規模の深刻感がただよった。
(おまけ)
マンティス。彼女も消滅してしまった。 |