ネット上に良くみられる流行りの恐怖画像と、「だるまさんがころんだ」遊び、呪いのチェーンメールの要素をとりこんだストーリー。 |
この話を聞いたら呪われます、といった話は、子供のころから聞いたことがある。古くは「かしまさん」当たりだったと思うが、呪いの真偽よりも、聞いてしまった後にイヤな感じにさせられるのは間違いない部類である。なので聞いた人が不幸になる系の話は、聞くのもそうだが、あまり面白がって話したくないものである。
呪いの幽霊が現れてから、じっと見ている間はこちらに近づいてこない(1,2時間の我慢比べだそうだ)という、「だるまさんがころんだ」的な対処方法も発見された。 殺しの成否に関わらず、3日に一回だけ一人のもとに現れることから、百万人に広げれば一生に一度も現れない確率が高まる、といったまさに呪いの希釈といった方法を思いつくヒロイン。皆を危険に巻き込みたくないと考え、その方法を拒否したが、呪われて両目が爆発して死ぬくらいなら、対処方法とセットで拡散したほうが、自分が生きる、ということに関しては忠実であるし、呪いの完全解除法の開発への希望も生まれるのではないか、と思う。