2019年10月24日木曜日
2019年10月8日火曜日
(WOWWOW)B級映画祭り~「ジュラシック・サバイブ」・「エンドオブアース地球最期の日」
2019年9月27日金曜日
アナベル 死霊博物館
問題の人形を格納した地下室のある家に遊びに来た友人。彼女が自分のせいで亡くなってしまったと思っている父親に会いたい一心で、地下室をあけ、呪いのグッズをあれこれとベタベタ触った挙句、アナベル人形を封印用のガラスケースから出してしまう。
あまりにも自己中、よくぞそこまでやり抜いた害行為、と言える行いだったが、そこを発端にしないと物語が始まらない。今回のキーモンスターは、コイン・アイ・ゴースト(勝手に命名)が、不気味な存在をまき散らす。暗闇でコインの転がる音がするために、そこに「いる」というのがわかり、恐ろしい。
かなり前だったと思うが、「世界のミステリー」「世界の妖怪図鑑」的な本を読んだことがあったが、そこに載っていた、布でぐるぐる巻きにされて棺桶に横たわった、目に二つコインをはめた死体の写真があったのだが、実はこの映画を見る前に、何の意味もなく、最近頭の中でフラッシュバックしていたのである。
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夢に出てきては困るので、なんとなく小さくしてみた |
本に載っていたので有名な写真か?と期待していたら全く見当たらず、適当に拾ったネット写真から書き直し、イメージ図にしてみた。
2019年9月25日水曜日
ロケットマン
英国ロックバンド、クイーンの自伝映画で大ヒットとなった「ボヘミアン・ラプソディ」に引き続いて、エルトン・ジョンの自伝的映画となる。ボヘミアンラプソディは半年以上にわたる公開を続けたが、こちらは1か月ちょっと?ほどで公開終了になるのだろうか、俳優は確かにあまり本人に似ていなかったが、それほど悪い出来でもなかったと思うのだが。
とにかく家庭が壊れすぎていて、夫婦関係の険悪さから子供への愛情を全くそそがない父母。そんな中で育ったエルトンは、ピアノ教師から国立音楽院へ推薦を受け、幸運にも恵まれて音楽の才能を開花させる。
が、音楽の才能はあれど、ゲイでもあった彼は、本当の愛にいつまでも巡り合うことができず、むなしさから薬物・飲酒・買い物中毒に陥っていき、心身の健康を著しく損なっていく。
子供時代の家族関係のつまづきは、後々まで大きな爪痕を残し、遠回しに子供の命を守れない結果になっていく。そういう意味では、エルトンの両親は、大変罪深い。(この映画とは関係ないが、拒食症・過食症の女性の場合、母娘関係のつまづきが多くみられることがあるそうである。)
子供のころ、寂しさが募ったため、ハグしてほしい、と頼んだところ、父には甘えるなと冷たくあしらわれた。自分のハグを拒んだ父であったが、再婚後に生まれた腹違いの兄弟(子供)をいとおしそうに抱きかかえているのを、訪問したエルトンが帰り際に見てしまう。
また、成人してから母に、ゲイだと告白したら、一生孤独な道を歩むことになるわよ、と冷たく言い放たれ、とてもかわいそうだった。どちらも自分の都合でしか子供を見ていない。本当にひどい両親である。
が、まっすぐに歩いていきたいと思ったエルトン本人が、厚生施設?に入ってどうにか自分を立て直し、ゲイのパートナーを見つけて結ばれ、子育ても(養子?)がんばっているというしめくくりがあり、良かったと思う。
とにかく家庭が壊れすぎていて、夫婦関係の険悪さから子供への愛情を全くそそがない父母。そんな中で育ったエルトンは、ピアノ教師から国立音楽院へ推薦を受け、幸運にも恵まれて音楽の才能を開花させる。
が、音楽の才能はあれど、ゲイでもあった彼は、本当の愛にいつまでも巡り合うことができず、むなしさから薬物・飲酒・買い物中毒に陥っていき、心身の健康を著しく損なっていく。
子供時代の家族関係のつまづきは、後々まで大きな爪痕を残し、遠回しに子供の命を守れない結果になっていく。そういう意味では、エルトンの両親は、大変罪深い。(この映画とは関係ないが、拒食症・過食症の女性の場合、母娘関係のつまづきが多くみられることがあるそうである。)
子供のころ、寂しさが募ったため、ハグしてほしい、と頼んだところ、父には甘えるなと冷たくあしらわれた。自分のハグを拒んだ父であったが、再婚後に生まれた腹違いの兄弟(子供)をいとおしそうに抱きかかえているのを、訪問したエルトンが帰り際に見てしまう。
また、成人してから母に、ゲイだと告白したら、一生孤独な道を歩むことになるわよ、と冷たく言い放たれ、とてもかわいそうだった。どちらも自分の都合でしか子供を見ていない。本当にひどい両親である。
が、まっすぐに歩いていきたいと思ったエルトン本人が、厚生施設?に入ってどうにか自分を立て直し、ゲイのパートナーを見つけて結ばれ、子育ても(養子?)がんばっているというしめくくりがあり、良かったと思う。
2019年9月19日木曜日
伝説巨神 イデオン接触篇、発動篇(1982年)/ IDEON
日本サンライズ社制作・富野由悠季監督作の、ロボットアニメである。当然自分にはそんなものを見る趣味はなく、兄弟がいつもTVで見ていて、半分見させられていたわけである。
初めに見た時の中盤の記憶はほとんどなく(ストーリーが取り立てて面白いと感じなかったのだろう)、最後に全員死亡して魂となって甦り、集合意識「イデ」によって導かれる方向へ飛び去って行く、というエンディングだけ見て覚えている、という程度であった。
背景は、異星人間の戦争のようである。どちらもその立場による「自分の正義」を抱え、個々にはそう間違ってはいないかに思えたが、利害の反発する者同士が衝突して殺しあう、というのが、致命的な問題であった。
アニメーション自体は古いが、利害の対立しあう者同士が反発しあい、つぶしあう(殺しあう)、という今の世界中の出来事そのままの縮図が描かれているといえる。
結局、「イデ」は、意識の中での生存の道を探っているので、悪い意識を排除し、生まれたての純粋無垢な意思を残そうとし始める。そして、戦争をしあう者同士が変わらず殺し合いを続け、互いの「地球」は滅亡、イデの発動によって、宇宙空間で戦闘を行っていた者も、全員が全滅した。という内容であった。
人間の醜い行いに失望した神や宇宙人が、地球のリセットを行う(全滅再生)、という都市伝説の原型のようなものが、このアニメに描かれているようである。
2019年9月12日木曜日
US(アス)2019年
いわゆるドッペルゲンガーものかと思いきや、クローン人間が地底人化して生き続けていたという話。
実験とは無関係のはずの一般の人たちのクローンが、どうしてほぼ同年齢状態で、同じクローン同士、同じ家族形態で地底に存在しているのか?という現実的なツッコミを入れてしまうとほぼありえない話なので、半分オバケのようなものだと思って解釈したほうが良いようである。
とにかく、普通に暮らしているつもりでいた自分たちの分身が、個々の全員分、地下にいるのだが、ある時に決起して地上にやってきて、自分を抹殺して本人になり替わろうとする、という設定は不気味である。地底人はおおむね、ドラッグでもやっているのだろうか?知能が低下しているのか?というくらい言動が奇天烈な感じで人間離れしている。最後、主人公が実は、記憶を失った地底人で、なんとか殺したと思ったのが、本来地底人ではなく、地底に監禁されて復讐を誓った、本来の地上人であった、というオチがあった。
2019年9月8日日曜日
ホーンティング(1999年 アメリカ)
いわゆる大豪邸を背景とした、お化け屋敷映画である。家の主人が、所有する工場から誘拐した子供たちを監禁し、それぞれ死後も亡霊となって家を訪れたものの前に現れる。
アメリカ映画らしい?というのか、家のカーテン・壁・あらゆるところが顔の形をとったり家具が変形して襲い掛かってきたりと、ザ・アメリカンお化け屋敷、という感じであった。かなりゴテゴテ、トゲトゲとしていて趣味が悪いが、大豪邸のミステリアスな造りに探検感を感じられた、というのが見どころだったろうか。
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