2019年9月27日金曜日

アナベル 死霊博物館


 問題の人形を格納した地下室のある家に遊びに来た友人。彼女が自分のせいで亡くなってしまったと思っている父親に会いたい一心で、地下室をあけ、呪いのグッズをあれこれとベタベタ触った挙句、アナベル人形を封印用のガラスケースから出してしまう。

 あまりにも自己中、よくぞそこまでやり抜いた害行為、と言える行いだったが、そこを発端にしないと物語が始まらない。今回のキーモンスターは、コイン・アイ・ゴースト(勝手に命名)が、不気味な存在をまき散らす。暗闇でコインの転がる音がするために、そこに「いる」というのがわかり、恐ろしい。

 かなり前だったと思うが、「世界のミステリー」「世界の妖怪図鑑」的な本を読んだことがあったが、そこに載っていた、布でぐるぐる巻きにされて棺桶に横たわった、目に二つコインをはめた死体の写真があったのだが、実はこの映画を見る前に、何の意味もなく、最近頭の中でフラッシュバックしていたのである。


夢に出てきては困るので、なんとなく小さくしてみた

 本に載っていたので有名な写真か?と期待していたら全く見当たらず、適当に拾ったネット写真から書き直し、イメージ図にしてみた。