2024年1月28日日曜日

プロメテウス(2012年米英)

 

左から、人造人間デイヴィット・科学者ショウ・監督官ヴィッカーズ

あらすじは今後の方針として、作品に関するリンクを貼っていくことにしてみる。

https://www.google.com/search?q=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%86%E3%82%A6%E3%82%B9&rlz=1C1OLVV_enJP984JP984&sourceid=chrome&ie=UTF-8

10年以上前の公開当時、映画館に観に行った映画だが、レビューは書いておらず、WOWWOWで再放送を見たので記載しておく。

この作品でも、会社から派遣されたアンドロイドが、またしてもやらかす。この人造人間はまたもや、乗組員の飲み物にエイリアンの種をこっそり入れ、実験台にしてしまった。

「エイリアン」初回作の前日譚となるこの作品には、ノストロモ号が勝手に進路変更して目標物として向かって行った、謎の宇宙船が出てくる。宇宙船のコクピットで死んでいる宇宙人が、どのようにしてそうなったか、というのもおそらくここで説明されている感じである。

世界中の壁画から割り出し、ある惑星を目指した科学者たち。だがそこは、生命の実験場で、結局乗組員たちはそこでエイリアンの卵から出てきたそれに襲われたりして死んでいく。創造主、と言われるエンジニア(異星人)も結果としてショウ博士の体内から取り出したエイリアンと格闘の末に襲われ、エイリアンふ化のための苗床にされてしまう。

エイリアンは生存本能のみで行動する、いわゆる昆虫的で、するどい能力からゴキブリのようなたくましさすら感じる生物だが、周りをめぐってそれにかかわろうとする人物にろくな者がおらず、結局その当人たち、もしくは雇われ人が、手痛い仕打ちに遭う展開ばかりである。

創造主を気取って、危険極まりない生物や道具を作ったり手に入れ、あたかも自分が使いこなせるかのような錯覚をして、自らを滅ぼす愚かしさ。遠まわしに人間に対してもそう言っている気がしてならない。