2018年6月14日木曜日

ハーモニー・オブ・ザ・デッド

ハーモニー、というのは、どうやら町名(村名)のようであった。

 数年前に、「コリン LOVE OF THE DEAD」というゾンビものながら異色の映画があり、ゾンビに変化した主人公の目線で物語が展開していった。ホラー的な要素は薄く、ゾンビになりながらも最後に残った記憶をもとに彼がたどり着くところはどこだったのだろう、というテーマ。
「コリン、その愛」、という題名だったような気がしたのだが。


なので、こういった作品もある以上、ゾンビとの調和をテーマにしてしまった映画なのかしらと思うと、心和んでどうするの・・、というツッコミがわいてしまい、視聴敬遠に至ってしまったのだ。が、これは完全に題名の和訳の失敗のような気がする。

ゾンビ発生から9年、ほとんど引きこもりの生活になっていた父と娘。となりの家の男性は、自ら銃を手にして食糧調達や動物狩猟に出かけていた。両家は絶縁に近かったが、なぜか男性は父娘の隣から離れていこうとしない。その理由は後から分かった。そして、9年の間にゾンビが進化してしまい、新たな生物に生まれ変わっていた。ストーリー展開としてはまずまずで、見やすかったと思う。