TV電話で父とケンカしたあと、気分転換にもうひと泳ぎしようと思ったのが間違いだった。執念深いサメにつきまとわれ、水中の岩場に追い込まれる。サメに食べられたり殺されてしまう男性が3名、それを見ておののく主人公。
満潮・干潮までの時間を知らせる時計表示、食われてしまった男性の遺品カメラの映像再生による切迫感などが、物語の進行を効果的に演出している。
満潮で岩が水没してしまうので、クラゲにさされながらもなんとかブイにたどり着くが、ブイがやがて倒れてしまい、水中で主人公がとったのは、自力でサメを倒す方法だった。
サメが水中をスーッと横切る様は、まるで空中を飛行するようにも見えた。水がなければまさに、飛んでいる感じがする。海中は、サメにとっては自由な空間そのものというのか。
また、主演女性のすっきりとスレンダーなナイスプロポーションが素晴らしく、さわやかなサーファー姿が描かれていた。